パンドロフが森のなかにいたサンドリヨンを見つけて、自宅で介抱している。サンドリヨンは、自分が病の床で舞踏会での冒険に満ちた出来事やシャルマン王子についてうわごとを言っていたと、パンドロフから聞かされる。そして、自分が経験した出来事のすべては夢だったのだと思い始める。努めて勇気を奮い起こし、父とともに春を迎える。マダム・ド・ラ・アルティエール、ノエミ、ドロテが興奮した様子で登場し、王子が舞踏会で出会った身元不明の美女を見つけるために、国中から若い娘を呼び集めていると二人に告げる。マダム・ド・ラ・アルティエールは、王子が探しているのは自分の娘のどちらかにちがいないと思い込み、王宮に行くことを決意する。伝令官が登場し、王子の言いつけを伝える。謎の美女が残したガラスの靴はその娘の足にだけぴったり合うので、王宮に参上した娘たちには、一人一人、そのガラスの靴を履いてもらうと。サンドリヨンも王宮に参上することを決意する。

王子は、王宮に集められた若い娘たちの中から、必死に最愛の人を見つけ出そうとしている。その娘が見つからず絶望している王子のもとに、サンドリヨンと名付け親の妖精が到着する。王子は、瞬時に、サンドリヨンこそ、探し求めていた人だと気付き、二人は、愛し合っていることを王宮中に宣言する。パンドルフとマダム・ド・ラ・アルティエール、ノエミ、ドロテが登場する。誰もが喜び、サンドリヨンを未来の王妃として迎え入れる。

Synopsis: Cendrillon

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